蜘蛛が獲物を取って食べているところを見たことはありますか?

自分より大きな体の獲物を食べる時っていったいどうしているのでしょうか?

ということで、今回は蜘蛛の餌の食べ方や消化液の成分についてまとめました。

蜘蛛 消化液 成分

蜘蛛の消化液

蜘蛛には立派なアゴがありますが、最初からガリガリとかみ砕いて食べているわけではありません。

消化液をかけて食すのですが、その成分をご紹介します。

蜘蛛の消化液は主にタンパク質、ポリペプチド、ポリアミントキシンなどがあります。

ほとんどの蜘蛛は人間には害はないのですが、まれにアナフィラキシーショックを起こすこともあるのでむやみに触ったりしないように注意しましょう。

人間に害のあると言われている毒グモも、こちらから手を出さなければ大人しくしていることがほとんどですので刺激を与えないようにしましょう。

噛まれてしまうと患部が赤く腫れたり、痛みが続いたり頭痛や発熱などが症状として表れます。

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蜘蛛の消化

蜘蛛は体外消化と体内消化という2つの段階の消化をしています。

蜘蛛の口は小さく、他の細い突起などが密集しているので、大きな獲物は食べることが出来ません。

そこで、体内から消化液を吐き出し獲物にかけて、消化されたどろどろの部分だけを口から吸いこみます。

消化された液状の部分のみを飲み込んだらまた消化液を出して溶かす、をお腹いっぱいになるまで繰り返します。

これが体外消化です。

その飲み込んだものを体内で消化し、吸収細胞に吸収させます。

このことから分かるように、蜘蛛はあらかじめ消化されたものをエサとするため、蜘蛛の排泄物は極めて少ないのです。

蜘蛛が食べ終わった後は、獲物の外側だけが残った状態となっています。

ちなみに、タランチュラなどの体の大きな蜘蛛は噛み砕きながら消化液を吐き出します。

まとめ

  1. 蜘蛛の消化液の成分はタンパク質、ポリペプチド、ポリアミントキシンが主である
  2. 蜘蛛は消化液を獲物にかけて溶かし(体外消化)、ドロドロになった部分を吸い込む
  3. 体内消化したものは吸収細胞に吸収させる
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