タランチュラは、日本では映画やテレビなどの影響により、怖いものというイメージが定着しているものと思われますが、実は一部の地域や国では人気食材として扱われています。
今回は、食用としてのタランチュラの需要について焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。
食用タランチュラの味について
タランチュラが食べられている国は南米、オーストラリア、カンボジア、タイなどです。
味は鶏肉、エビ、魚など様々に言われているため、部位によってさまざまな味をしていると考えられます。
言われている味の系統からして、淡白なものであることがうかがえます。
調理方法はフライが最も相性が良いらしく、砂糖、塩、ニンニクで味付けしたものを油で揚げるのがおいしいとされています。
特に人気の地域はカンボジアで、タランチュラを蒸留酒に漬け込んだクモ酒というお酒もあるそうです。
一番おいしい食べ方は、生のタランチュラの腹部の肉を食べることと言われています。
安全面を考慮すると、加熱したものを食べる方が良いですけどね。
タランチュラは甲殻類の仲間に分類されるので、アレルギーのある人は注意が必要です。
また、少し塩気が強いので食べすぎには注意しましょう。
食用タランチュラの値段について
よく手に入る食用タランチュラの名前はタイゼブラタランチュラと言われるものです。
唐揚げでも日本円で約20円ほどと、とても安く購入することができます。
但しこれは現地で購入する場合の値段で、通販などで販売されている検疫済みの食用タランチュラの缶詰などは2000円程度します。
数多くの検査機関を経てたどり着いた分、値段はそれ相応のものとなっています。
カンボジアでのタランチュラの値段がとても安いのは、人気が高く、養殖までされているからなのだそうです。
値段も安く、旨いとくれば、一度は食べてみたい食材ですね。
まとめ
タランチュラなどは日本では一部の人がペットとして飼育しているだけで、まだまだなじみは薄いと思われます。
その実態は興味深いものが多く、驚きに満ちていると思いますので、新しいものを発見する喜びを得られるかもしれません。
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