蜘蛛にはたくさんの種類があり、さまざまな習性があります。

生まれた子供を母親が食べてしまうこともあり、逆に子供が母親を食べることもあるようです。

このことについて触れていきましょう。

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子供を食べる蜘蛛

せっかく生まれてきた子供を食べる蜘蛛がいるようです。

どんな理由があるのでしょうか?

蜘蛛は目で認識していない

蜘蛛にも目はありますが、基本的には音を含めた振動で認識しています。

小さい振動は餌の可能性があるので襲いかかりますし、大きい振動には危険があるので逃げるといった傾向があります。

小さな振動が子供の蜘蛛だという認識までできないので、餌と勘違いして食べてしまうことがあるようです。

ことわざの由来

「蜘蛛の子を散らす」ということわざがあります。

この由来は、生まれた子供の蜘蛛は早く母親から逃げないと食べられてしまうことから来ているという説もあるようです。

実際に起こることなので説得力がある由来ですね。

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母親を食べる蜘蛛

種類によっては子供が母親を食べる蜘蛛もいるようです。

カバキコマチグモ

この蜘蛛は日本で最強の毒蜘蛛と言われています。

カバキコマチグモは、葉っぱの巣を作り産卵します。

子供が生まれてくるまでは巣で卵を守り続け、生まれた後も1回目の脱皮が終わるまでは母親が守ります。

特徴的な習性

1回目の脱皮が終わると、子供の蜘蛛は母親の身体を食べてしまいます

抵抗もせずに自分の身体を子供たちに捧げる母親に、子供への愛すらも感じるほどです。

まとめ

蜘蛛の中には、母親が子供を食べてしまう種類があります。

音や振動で認識しているせいで、子供が起こした小さな振動を餌と勘違いして食べてしまうようです。

逆に子供が母親を食べる蜘蛛もいます。

代表としてカバキコマチグモがいます。

子供たちの1回目の脱皮が終わるまでは母親が守り続けますが、脱皮が終わると子供たちが母親の身体を食べてしまいます。

どちらにしても怖さを感じるような習性ではありますが、カバキコマチグモの習性に関しては母親の愛情から来ているのかもしれません。

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