タランチュラは蜘蛛の種類で違いなんてあるのか?
このタイトルを見ればそう思うはずです。
実際にどの種類の蜘蛛とタランチュラを比べてどういう違いがあるのかというのをハッキリしていないといけないのですが、ここでは普段よく見かける蜘蛛と比べての詳細とタランチュラのちょっとした詳細をご紹介します。
概要と解説
まず、スパイダーとは蜘蛛のことです。
これは当たり前のことですね。
蜘蛛は、節足動物門に分類される動物であり、多くの蜘蛛が糸を操り網を張って住処とします。
またその網にかかる虫などの獲物を捕食しています。
その糸はかなり丈夫で、同じ太さの鋼鉄よりも強いとされます。
タランチュラとは、蜘蛛の中でもオオツチグモ科の毒蜘蛛などを指して用いられています。
もともとは、ヨーロッパに伝わる伝説でありました。
この毒蜘蛛の伝説はヨーロッパの人々を恐れさせていましたが、後にこの伝説の蜘蛛の正体とされたタランチュラコモリグモは、確かに大きな蜘蛛であるが、それほど毒が強いものではありませんでした。
しかしその後この伝説を知っているヨーロッパの人々が世界各地で大きな蜘蛛を見た際にタランチュラと呼ぶようになり、それが広まっていったとされています。
タランチュラの毒性
タランチュラの毒性についてですが、タランチュラの毒は一般的にかなり弱く皮膚に炎症を起こす程度で、最悪数日で治り、人間が命を落とす例はほとんどありません。
しかし、アレルギー反応が起こった場合には、アナフィラキシー・ショックを発症し命を落とす場合もありますが、これまでにそういったケースがあったのは1件のみとのことです。
ただし、無防備につかみかかるのは噛まれると非常に痛いですし避けたほうが懸命です。
まとめ
ちなみに最強の毒を持つのは、タランチュラではなくクロドクシボグモと呼ばれるブラジルのクモです。
2007年に世界一の猛毒を持つ蜘蛛としてギネス記録されています。
このクモ1匹が保有する毒で、人間80人の命を奪う能力を秘めています。
またその強力な毒性から、噛まれれば人間は25分以内に命を落とすとも言われているほどだそうです。
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