大きくて毛がもしゃもしゃと生えており、毒を持っているタランチュラですが、最近はそんなタランチュラをペットとして飼育している人も増えてきています。
では、飼育するにあたって餌などはいったいどうしたら良いのでしょうか?
ということで、今回はタランチュラに与える餌の頻度、そしてタランチュラが餌を食べてくれない理由はなんなのか、についてまとめました!
タランチュラの餌
蜘蛛は巣にかかった獲物、主に昆虫を捕食します。
タランチュラも同様に昆虫を食べるのですが、他にもカエルやネズミ等の小さな脊椎動物も食べることが出来ます。
蜘蛛は空中などに巣を張って獲物をひっかけますが、タランチュラは地面に巣をつくり、獲物が通るのを待ち伏せています。
地面の巣の上を獲物が通ったらその振動で気づくことが出来る、いわばセンサーのようなものが備わっているのです。
飼育下のタランチュラは、デビュアやコオロギ、ミルワーム、レッドローチ、ピンクマウスなどを餌とします。
餌の頻度
タランチュラは週に2回餌を食べるだけで生きていくことが出来ます。
ただし、大きく育てたい場合には食べるだけ与えるとどんどん成長しますよ!
幼体のうちは、ほぼ毎日餌を与えてあげましょう。
水さえ与えていれば多少餌をやり忘れても平気ですが、タランチュラはとてもたくさんの水を飲むので切らさないようにしてあげましょう。
餌を食べない理由
タランチュラは少しの間餌を食べなくても生きていくことが出来ます。
とくにローズヘアータランチュラやチリアンコモンなどの種類は絶食期間というものがあり、その期間も長いので無理に餌を入れておく必要はなく、一定時間食べなかったら下げてしまう方が良いです。
また、脱皮を始める頃は餌を食べなくなります。
その場合はお腹が膨らんできているので心配せず、見守ってあげましょう。
タランチュラは生涯脱皮を繰り返しますので、飼育していると食べない時期が何回かきます。
まとめ
- タランチュラは昆虫やマウスなどの小さな脊椎動物を餌とする
- 成体のタランチュラは週に2回餌を与え、幼体のタランチュラには毎日与える
- 絶食期間中は餌を食べないだけではなく、脱皮前も食べないことがある
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