節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目に属する蜘蛛ですが、その種類は日本国内だけでも1200種類、世界にはなんと35000種類もの蜘蛛が生息しています。
蜘蛛といえば黒いものや、黒と黄色のものが連想されますが、中には赤い色をした蜘蛛もいるのです!
という事で今回は、足が赤い蜘蛛、背中が赤い蜘蛛の種類についてまとめました。
蜘蛛の色
日本だけでも1200種類もいる蜘蛛、その中には黒くない蜘蛛もたくさんいます。
緑色や黄色、茶色など様々な蜘蛛がいますが、今回はその中でも赤い色を付けた蜘蛛にスポットを当てていきます。
気をつけなければならないあの蜘蛛も出てきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
足が赤い蜘蛛
テント型の頑丈な巣を張る1cm前後という小さな大きさの蜘蛛がいます。
この蜘蛛の名前を《ヒラタグモ》といい、埃の多い所に隠れていることが多いです。
見た目はちょっと気持ち悪いですが、害虫を食べてくれる益虫という事で、玄関先などの埃を敢えて取らずに放っておく、という人もいるくらいです。
赤と白の縞模様の足で、なかなか珍しいのが《イシサワオニグモ》です。
他の蜘蛛と違って、見た目はなんだか可愛らしい感じがします。
背中が赤い蜘蛛
北海道全域と本州南部の1000メートル以上ある草原にしか生息していない赤い蜘蛛が、《アカオニグモ》です。
アカオニグモという名前なのに赤いのは全てメスで、オスは全く赤くないのが驚きです。
注意してほしいのが《セアカゴケグモ》です。
日本では珍しい毒蜘蛛ということで、一時期ニュースなどで騒がれていましたよね。
大きさは1cm前後で、背中に赤い模様がある蜘蛛です。
アカオニグモと同じように、オスは真っ黒でメスの半分の大きさしかありませんが、毒は持っていません。
赤い模様があるのは全てメスで、毒を持っているのも全てメス、ということですね。
噛まれると注射で刺されたような痛みがあり、赤く腫れてどんどん痛みが広がります。
日本で命を落とした例はなく重症化することもほとんどありませんが、抵抗力の低い人やお年寄り、子供は注意が必要です。
まとめ
- 蜘蛛は日本だけでも1200種類いる
- 赤と白の縞模様のイシサワオニグモは、家にはなかなか出ないので貴重
- セアカゴケグモは毒を持っているので、見分けがつかない場合は赤い色がついた蜘蛛には近づかないように気を付ける
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