冬が終わり雪も溶けてベランダで洗濯物を干せる時期になり、干そうとすると見かける赤色の小さな蜘蛛。
毎年、5月頃から大量発生する赤い蜘蛛は一体なんなのだろうか?
何気なくコンクリートの壁の隙間やベランダ、洗濯物などを見ると赤い小さな蜘蛛らしきものを見つけるけど触っても大丈夫な物なのか?
そもそも蜘蛛なのかダニなのかも小さすぎて分からない…。
そんな事はありませんか?
あの、ある日突然に現れる赤い蜘蛛を調べて見ました。
赤い蜘蛛の正体とは?
ある日、子供に『ベランダや玄関の横に赤い小さな蜘蛛がたくさん居るよ』と言われ見に行くと、ビックリするほどの数の赤い小さな蜘蛛を見る事がありますよね?
ベランダなどで良く見るあの赤い蜘蛛の名前は『タカラダニ』と言われる正確にはカベアナタカラダニと言うダニの仲間なんです。
赤い蜘蛛と言われている一般的な物は次に上げる物が居ます。
◎タカラダニ
◎シロスジショウジョウグモ
◎アカイソウロウグモ
◎セアカゴケグモ
などが挙げられます。
中でもセアカゴケグモは毒性の強い蜘蛛で毒は噛んで注入すると言われています。
毒はメスでメスはオスより体も大きいのが特徴です。
毒を注入されると強い痛みや発熱、発汗などの症状がみられます。
それぞれの蜘蛛の特徴
先ほど挙げた蜘蛛の特徴を紹介したいと思います。
タカラダニ
このダニは日本全国で見られる体長1mm前後で全身が赤から赤橙色と派手な見た目のダニです。
4~6月くらいにかけベランダやビルの屋上などで見られますが、意外と素早い動きで歩き回ります。
シロスジショウジョウグモ
赤地に黒点がつくタイプの他に全体が赤褐色や全体が黒色型と異変も多く居ますが、その多くは赤褐色型の個体が多い。
オスよりメスの方が少しだけ大きい。
アカイソウロウグモ
アカイソウロウグモは赤いイソウロウグモの事で名前の通り『居候』をする蜘蛛です。
家の中に居候するのではなく、他の蜘蛛が張った巣に居候する蜘蛛で種類によっては居候する巣に違いがあります。
アカイソウロウグモは、主にジョロウグモの巣に居候すると言われています。
セアカゴケグモ
ヒメグモ科に分類される有毒の蜘蛛。
本来は日本には居なかった蜘蛛ですが1995年に大阪で発見されてからチラホラと生息地が出てきた外来種。
神経毒を持つのはメスと言われており、オスは噛んでも人体に影響がある毒を持っていないともされています。
まとめ
ベランダで良く見る真っ赤な蜘蛛は蜘蛛ではなくタカラダニが、ほとんどです。
ベランダやビルの屋上、コンクリートの隙間などで良く見られるダニで動きも意外と素早いので蜘蛛の赤ちゃんかなと勘違いされがちな事が多いです。
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