タランチュラと言うと鋭い牙で襲いかかって来ると言ったイメージをお持ちの方も多いようですが、牙で噛みつかれるよりも先に毛を飛ばしてくるタイプがいます。

これが意外と厄介なのです。

この毛は別名「刺激毛」と呼ばれています。

タランチュラ 毛 飛ばす 理由 対策

タランチュラが毛を飛ばすには理由がある!?

タランチュラの体には体毛がびっしり生えている物から毛にカラフルな色が付いているものまで、さまざまな種類が存在しています。

タランチュラのタイプによっては、毛の噴霧攻撃を行う物も数多く存在しています。

この毛が実は意外と厄介なのです。

確かに牙にはタランチュラトキシンと言う壊血性の毒が存在しているのですが、人間にはその毒が作用しないことがわかっています。

噛まれれば痛いし、腫れたりもします。

しかし実際には、牙よりも毛による被害の方が多いことがわかっています。

この毛は刺激毛と呼ばれていることから、皮膚にこの毛が刺さると激しい痒みに襲われたり、時には痛みを伴う事もあるようです。

まだ手などにこの毛が刺さった場合には対処のしようがあるのですが、目に刺さった場合は、かなりの痛みを伴う事があり最悪の場合には失明する恐れもあるようです。

では、なぜタランチュラは毛を飛ばすのでしょうか?

そこには何か理由があるのでしょうか?

基本的にはタランチュラは自ら積極的には、人に対して攻撃を仕掛けてはきません。

ちょっかいを出したり、目があったりした場合に、タランチュラ自身の防衛行動の為に、毛を飛ばすと言った所が大きな理由と考えられます。

エサを取る時は牙を使用しますから、この刺激毛を飛ばす時は自分の命に危険が迫った時です。

よって、飼っているタランチュラにあまり刺激を与えない方がいいと言う事になりますね。

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タランチュラの刺激毛対策は何かあるのでしょうか?

タランチュラの刺激毛は刺さると激しい痒みに襲われたり、痛みを伴う事もあります。

また目に刺さった場合には失明する可能性もあると言われています。

ただし、きちんとした対策を取っていれば、例え大量に毛を飛ばされても、大事に至ることはないのです。

特にこの刺激毛の攻撃をされるケースは、飼育ケースの掃除をする時に飛ばされる事が多いようです。

この時の毛対策としては、

・長袖で手袋をはめる。

・目の保護対策として防塵眼鏡などをかける。

・鼻から毛が入らないようにマスクをする。

このように完全防護と言った対策が一番効果的です。

もし、タランチュラの毛が刺さった場合には、すぐに流水で洗い流してください。

毛が刺さったままで他の部位に触ると、触った部分に被害が拡大していきます。

目にタランチュラの毛が入った場合には、まずは水で目を洗います。

その後、眼科に行って「タランチュラの毛が刺さりました。」と先生に言った方が治療が行われやすくなります。

まとめ

タランチュラが毛を飛ばす理由や刺激毛対策について紹介しました。

タランチュラをペットとして購入する際には、バードイーター系のタランチュラは確実に毛をまき散らすと覚悟をしておいた方が良いでしょう。

でもこのバードイーター系は大人しい種類も多いのでペットとしては飼いやすいと言う利点もあるのです。

牙や刺激毛があると理解したうえで、対策を講じてからペットとして飼う事をお薦め致します。

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