昆虫の世界は繁殖するにもオスは命がけのようです。
メスに気に入られなければならないのはもちろんだが、繁殖行為が終わった後に素早い行動を見せて逃げなければ、自分がメスに食べられてしまう可能性が高いからです。
これでも、接合がうまくいくかわわかりません。
タランチュラを繁殖させるにはどうしたら?
タランチュラを繁殖させるにはまず、なにをしていかわからないですよね。
ただタランチュラのメスの飼育ケースにオスのタランチュラをただ放りこむだけでは、メスに新たなエサの提供をするだけになってしまう可能性があります。
両方の準備が整ったのを見極めてから繁殖行動に移しましょう。
メスが巣を作りは始めたら、メスの方は受け入れ準備完了です。
タランチュラはオスが体液を巣の表面に張り付けた状態から始まるようです。
待ち伏せ感有りますよね。
近寄って来た、メスにたいしてタッピング(足をトントンする)を行います。
それを繰り返すうちにそれに乗ってきたメスを巣に招き入れます。
ここからがオスにとっては本番です。
繁殖行動に移りますが、この時にオスがメスの下側に潜り込むような形になります。
この時に繁殖行動が済んだオスは素早く逃げだします。
そうです。
食べられてしまう可能性が高くなります。
飼育ケース内ではメス1匹に対して2~3匹のオスを放すようですが、状況を見極めてオスの脱出を手助けしてやる必要があります。
うまく接合させる為には、オスを一反避難させてから数日間かけて行う方法が繁殖率をげ上げる方法になるようです。
いろいろ方法があるようですが、繁殖行動が終わったと見極めた段階でオスを救出させましょう。
噛みつかれていたら諦めてください。
タランチュラ繁殖に成功した場合にはどんな行動になるのか?
メスは繁殖行動後気性が荒くなる場合もあるので、メスは別の飼育ケースに移し床材を多少多めに入れておきシェルターも用意しておく方がいいでしょう。
そうする事で巣を形成するのが楽になります。
タランチュラは自分の体内の嚢に卵を産みつけますので、お腹が膨らんできます。
それから、糸?で卵嚢を作りだしてその中に卵を移し替えます。
多くのタランチュラは子供がこの卵嚢から出てくるまで、これを銜えて持ち運ぶ習性があるようです。
この時、飼育ケース内にはエサを入れずに水の管理だけをしておけば大丈夫なようです。
ちょっとした刺激を与えることで、タランチュラは卵嚢を食べてしまう可能性があるからのようです。
それだけ、神経質になっていると言う事です。
この状態が2ヶ月ほど過ぎると、卵嚢から幼体の物がうじゃうじゃでてきます。
でてきた幼体は一時期身を寄せ集まるように一カ所に集まっているのですが、クモの子供たちが親から離れて行く時期があります。
この時を見計らって、幼体を取り上げて行きます。
その後は、普通に幼体のとして飼育しておけば大丈夫です。
これだけで100~1000匹の繁殖に成功した事になります。
但し、親によっては子育てをしない親もいます。
保育器になる物の中に入れて、室温が25~28度に保つようにセットします。
この時にコバエの発生は防ぐことが大事です。
卵がダメになってしまう可能性がありますからね。
卵からかえれば、後は幼体同様の飼育をすれば問題ありません。
まとめ
タランチュラの繁殖方法についてざっくりですが紹介してきました。
どの世界でもメスが強いのですね~。
しみじみわかります。
1回の繁殖で100~1000匹も産んでしまう訳ですから、その後はどうするのでしょう?
1000匹って飼える範囲ではないですよね。
そうなるとブリーダー感覚で販売する手もあると言う事のようですね。
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