家の中にいつの間にか大量に発生したりいつの間にかあちこちに巣をつくる蜘蛛ですが、発生時期はいつなのでしょうか?
また、盛んに巣を作り出すのはいつ頃なのでしょうか?
冬の間にはあまり見かけないような気もしますが…。
ということで今回は、蜘蛛の発生時期、そして蜘蛛の巣の発生時期についてまとめました。
蜘蛛の発生時期
蜘蛛は冬の間、エサとなる昆虫が姿を消すため蜘蛛も冬眠をします。
冬眠というよりは暖かい場所で寒さをしのぐ、といった方が正しいでしょうか。
そもそも蜘蛛の寿命は四季を一周超すほどで、長生きするものはごくわずかです。
とくに家の中でよく見かけるアシダカグモやハエトリグモは家の中で冬を越すことが多いのですが、タンスの裏やテレビ台の裏など人の目につかない温かい所に隠れていることがほとんどです。
蜘蛛の産卵
先ほど、冬の間は温かい所に身を潜めているというお話をしましたが、蜘蛛は秋の初めころに産卵をします。
とくにアシダカグモは卵を産んだら自分のお腹で孵化するまでずっと抱えて、孵化するまで餌を食べることをしません。
冬の間に潜んでいる蜘蛛を見つけたら、卵を抱えていないかチェックしてみましょう。
蜘蛛は卵胞というものの中に無数の卵があり、梅雨の時期、早くて春の初めころまでに卵胞の中で孵化し、小蜘蛛が一度脱皮をしてから出てきます。
なので冬の間に蜘蛛を見つけたからと言ってむやみに叩いてしまったり殺虫剤をかけてしまうと、小蜘蛛がわんさかでてくる事態になりかねません。
見た目は気持ち悪いですが、蜘蛛はゴキブリなどを捕食してくれる益虫です。
我慢すれば大丈夫と思うならば、そのまままにしていてあげるのが良いでしょう。
蜘蛛の巣の発生時期
蜘蛛は越冬や産卵を終えた後、巣を張り始めます。
これはエサとなる昆虫が動き始める時期だからです。
蜘蛛の巣を張り始めたら、虫が増えると思って良いでしょう。
大抵の蜘蛛は四月の初め頃から6月中旬、梅雨の時期辺りに活動し始めます。
巣をつくり始めたら払っても払っても同じところに作るので、蜘蛛が苦手な場合は巣をつくる前にスプレーなどで対策することをオススメします。
まとめ
- 蜘蛛はエサとなる昆虫がいなくなると姿を見せなくなる
- 産卵時期は9月中旬頃、孵化時期は春先から梅雨の時期
- エサとなる昆虫が活動し始める春先から蜘蛛の巣を張り始める
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