蜘蛛の体の構造はどうなってるの?
お腹はつくりは丸いのでしょうか?
蜘蛛の構造はどうなってるの
頭胸部
頭部と胸部が合わさり、頭胸部と呼んでいます。
ここには4対の歩脚と一対になった触肢、口には鎌状の挟角があり、これはクモ類では上顎と呼んでいるそうです。
頭部には目があり、紫外線を見る事の出来る種類もいるそうです。
クモの脳は基本的に頭胸部にあり、特に小型のクモや幼虫では身体に占める脳の容積は非常に大きく、その役割も大切です。
胸部
外見上の体節はありません。
背甲部は一体化しています。
外骨格は柔らかい丸い袋状になっています。
腹部の裏面の前方には、1対の書肺と呼ばれる呼吸器官があります。
その間に生殖腺が開いていて、腹部の後端には数対の出糸突起(糸疣)があります。
その後ろに肛門があるそうです。
口に続いて咽頭(pharynx)、食道(oesophagus)、吸胃(sacking stomach)からなりますが、クモ類は獲物を外で消化してしまい、体内に吸収されるのは液体だけだそうです。
液体だけで獲物の栄養価が摂れるのですね。
咽頭や食道は二枚の、吸胃は三枚のキチン板を備えており、特殊な筋肉とつながっているキチン板を動かして食物を吸い込める働きがあります。
なお、これらのキチン板は脱皮の際には完全に外れる構造になっています。
気管
ユウレイグモなどは気管が無いのですが、大多数の蜘蛛は呼吸器官を供えています。
普通、呼吸器官は気管と書肺とで成り立っています。
糸
糸を引く蜘蛛は多く「しおり糸」を引いて歩きます。
糸は獲物を巻き付けて行って捕獲する。
円形の網になった巣では横糸は粘りけがあって獲物を引っ掛かって捉えるが、自分は他の糸を歩くので粘り気のある糸には引っ掛からないようになっています。
まとめ
以上のように、蜘蛛の体のつくりについて調べてまとめました。
蜘蛛の糸は気持ちの良いものではないのですが、この糸がでるおかげで蜘蛛は自分の身を守り餌をとる事が出来ます。
良く出来た作りですね。
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