北海道ではあまりいろんな種類の蜘蛛は生息していません。

おそらく、寒い季節が長いため住むには過酷なのではと予想されます。

とはいえ、そんな北海道にも生息する蜘蛛はいます。

それもサイズが凄く大きいものが生息しているとのことで、一体その蜘蛛の正体を突き止めたいと思います。

蜘蛛 北海道 デカイ

よく見かける特徴

季節は夏、家の壁に大きな蜘蛛の巣が次々に張られ、その中心にもの凄く大きな蜘蛛。

体長は足先まで入れると5センチ以上、お腹部分も丸々と大きく2センチはあると思います。

色は黒もしくは黒に近いこげ茶で、上から見ると腹部にまるで目のように見える2つの丸い斑点があり、見た目は良いとは言えません。

寒くなると見かけなくなりますが、その代わりに壁面に茶色の毛布のような物に包まれ5~7センチくらいの物体がありこれは何の蜘蛛かという質問をいただいたので正体を暴きます。

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その正体とは?

それは、オニグモと呼ばれる蜘蛛です。

人間への被害は非常に少ないので、駆除する必要は皆無です。

オニグモは大型の円網種で、人家の周辺神社・寺院などに多く、山地でも見られます。

オニグモは夜行性のクモで、昼間は軒下や電柱・柱の隙間、樹皮の窪みなどにひそみ、夕方から夜にかけて大きな円網を張り出します。

網は破損状態により2~3 日で張り替えられます。

夜になると網の中央にとまって待機し、網にかかった蛾やトビケラ、甲虫などを捕食します。

毒は微弱ですが咬む力が強く、咬まれるとかなり痛いのでむやみに触らないように注意してください。

指でつまんだりすると、事故防衛のために咬んできます。

オニグモはコガネムシ類を食べることもあるため 、咬む力が強いです。

むやみに触らなければこちらを攻撃してくることはありません。

まとめ

最初に述べた特徴の蜘蛛と言えばオニグモとしか思えません。

同じようなものでコゲチャオニグモは北海道にはいませんし、逆に北海道に多いマユミオニグモ・ニワオニグモ・アカオニグモ・キバナオニグモなどはもっと派手です。

オニグモは色彩変異がありますし、産卵期になると模様が薄れたりするのでやっぱりオニグモだということになります。

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