世の中には知られているだけでも30000種以上の蜘蛛がいます。
記録されいない種やまだ見つかっていない種を含めたら40000種を超えるとも言われています。
日本にも色々な種類のクモがいますが、観光や荷物の運搬などで付いてきた外来種も増えてきています。
日本で良く見る蜘蛛の中にも世界にも引けをとらない蜘蛛がいます。
大きいくせに素早い動きをするアシダカグモは数匹いるとゴキブリが全滅するとまで言われています。
そこで今回は素早い動きのクモ、変わった動きのクモについて紹介したいと思います。
日本にもいる素早い動きの蜘蛛とは?
現在、日本で大きなクモと言えば『アシダカグモ』では無いかと思います。
大きなものだと手のひらサイズほどの大きさで日本では最大級のサイズ。
アシダカグモは臆病な性格で夜行性でもあるので頻繁に徘徊している所を目撃はしませんが部屋に薄暗い静かな場所があれば、そこで隠れている可能性もあります。
それともう1つ、アシダカグモが大きいと言う特徴の他に名前が知られている理由としては、部屋にいる『ゴキブリ』を捕食し駆除してくれる事です。
ゴキブリの出る部屋にアシダカグモを数匹入れるだけでゴキブリが半年もすれば全滅する、とまで言われるほど足の早い蜘蛛だそうです。
実際は追いかけると言うより、待ち構えて近くに来たら瞬発力を生かして捕食しますが動きも早い蜘蛛です。
凄い動きの蜘蛛とは?
世界にはとても変わった不思議な動きの蜘蛛が発見されました。
モロッコの東側にあるシェビ砂漠にて発見されたこの蜘蛛はフリック・フラック・スパイダーと言われ、一般的な蜘蛛とは違った動きをする蜘蛛として一気に知られました。
この蜘蛛は自身の身に危険が迫ると初めは威嚇行為をしますが、それでも喰い下がらないとみると体操選手もビックリな高速回転で逃げる蜘蛛なんです。
それまで砂の上から転がる様に逃げる蜘蛛は発見されていますが下りの場合であって、フリック・フラック・スパイダーは平坦な所や上りも回転し逃げます。
また、この蜘蛛の変わった所は砂漠の暑い所で過ごす為に、糸を吐いて作った構造物に身を潜めて暑さをしのぐ習性もあります。
まとめ
世の中にはまだまだ見つかっていない種類の蜘蛛がいると思います。
もしかすると、まだ見つかっていない種類でもっと凄い早さで動く個体や、回転して逃げるよりインパクトのある動きをする蜘蛛がいるかも知れませんね。
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