『なんだか最近蜘蛛が多い気がする…』と思ったことってありませんか?
蜘蛛は年中いるわけではなく、繁殖する時期や産卵の時期が決まっているのです。
ということで、今回は蜘蛛の繁殖する時期、産卵する時期についてまとめました。
蜘蛛の産卵時期
蜘蛛は秋の初めころに産卵し、春先から夏、主に梅雨の時期に孵化をします。
蜘蛛の産卵は種類によって異なりますが、家に出る大きなアシダカグモの場合、卵を産んだら糸でグルグルと巻き付け、お腹に抱えて持ち運びます。
卵から小蜘蛛が生まれるまで、一切エサを食べないことで知られています。
蜘蛛の卵は1つの《卵胞》の中に入っていて、卵胞の中で生まれて一度脱皮をしてから外に出ていきます。
この過程を“出盧(しゅつろ)”とよびます。
蜘蛛の繁殖
蜘蛛は繁殖するために共寝をしますが、たいていの蜘蛛はオスよりもメスの方が体が大きく、メスの巣に入ったオスは獲物がかかったと間違われて食べられてしまうことがあります。
そのため、求愛ダンスと言って巣を長い時間揺らし、振動を与えながら雄であることを認識させ、共寝に至るのです。
しかし、共寝が終わったらメスはオスを食べてしまうことがあり、まさに命がけの戦いです。
さらに、驚くことにメスの交接器を壊してしまうオスもいるんですよ!
おはようございます☀蜘蛛の子(^^) pic.twitter.com/jizRnj35QV
— Pジーじゃ☆大阪堺 (@8Piicats) 2017年6月8日
繁殖を阻止するには?
蜘蛛の繁殖を阻止したい場合、雑誌に乗せたり紙コップに閉じ込めて外に逃がすなど、どうにか卵を持っている蜘蛛を外にやってからいた場所にスプレーをするのが効果的です。
さらに、家の中に入ってこられないように、蜘蛛が入りそうな隙間や家の周りにもスプレーをかけておくと良いでしょう。
家の中で孵化してしまうと、少しの間小蜘蛛がうじゃうじゃいることになってしまいます。
外に追いやることもできない場合はその場で駆虫スプレーをかけたり、叩いてしまう方法もあるのですが、その勢いで小蜘蛛が出てきてしまう可能性もあります。
さらに、蜘蛛のかわりにゴキブリの大繁殖、なんてことにもなりかねないのでよく考えてから行動するようにしましょう。
まとめ
- 蜘蛛は秋の初めに産卵し、春先から夏、梅雨の時期に孵化する
- 蜘蛛の繁殖を阻止するには親蜘蛛と卵の入った卵胞を外に逃がすか、その場で叩いたりスプレーをする
- 小蜘蛛が孵化しかけている時や孵化した後に叩いてしまうと卵胞からたくさん出てきてしまうので要注意
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