よほど閉め切られた空間でもない限り、必ずといっていいほど家に発生する蜘蛛。
家の中を綺麗にしているのになぜ寄ってくるのか?
嫌いな人も多い蜘蛛は、人間にとってはほとんどが害のない生き物。
それでも嫌われる理由はなんなのか、調べてみました。
蜘蛛は家の中に発生しやすい?
人の気配がするとスッといなくなってしまう蜘蛛ですが、家の中には発生しやすいと言えます。
人間の家の中は蜘蛛にとっても居心地が良い場所。
鳥や小動物といった天敵もいなく、蜘蛛の食事となるものが家の中には出現しやすいので蜘蛛は人間の住む場所に寄ってきやすいのです。
家に蜘蛛が寄ってくる理由とは?
蜘蛛の出現する一番の理由はエサがあることです。
蜘蛛は小さな虫や蜘蛛の巣にかかった虫をエサとしています。
人間の住む場所に多かれ少なかれ虫が発生していると蜘蛛はすかさず寄ってきます。
また人間にとって害のある虫、ゴキブリは蜘蛛にとってはエサとなるのですが、ゴキブリにとってのエサは人間の出すゴミです。
したがってゴキブリのいる場所には蜘蛛も発生しやすいということになってしまいます。
そして小さな体格をした蜘蛛だと、ドアや窓のほんのちょっとした隙間から入り込めるので家の中に滞在をしやすいのが人間の側に寄ってくる原因の一つです。
人間以外に天敵もいないので蜘蛛にとってはまさに快適な空間。
木造の家だと天井の裏や軒下、ベランダなどに巣を作って獲物を捕らえようと待っています。
害はないはずなのになぜ嫌いな人が多い?
得意な方は手の平サイズの大きい蜘蛛でも全く平気ですが、苦手な方は爪ぐらいの小さな蜘蛛でも苦手です。
蜘蛛の出現は縁起も良く、ゴキブリなど害のある虫も捕らえてくれるので側に寄ってくるのは良いことばかりであるはずなのですが、嫌われてしまう理由はやはり見た目でしょう。
足がたくさんある生き物が苦手な方も多いものです。
またよく見ると蜘蛛には無数の毛が生えていますし、目も2つだけではありません。
色も黒や茶色、ジョロウグモのように黄色と黒の縞柄と鮮やかなものがいますが蝶のように「綺麗」と思えるのは愛好家の方ということでしょう。
まとめ
見た目から国によっては悪魔の使いとも神の使いとも呼ばれている蜘蛛。
苦手な方は好きになるのは難しいことですが、害はないと思うと少し安心かもしれませんね。
今のあなたにおすすめの記事