蜘蛛はその容姿から苦手な人も多いでしょう。
では、蜘蛛は虫?
節足動物とちらでしょうか?
ここでは、その点についてまとめてみました。
蜘蛛は昆虫?それとも節足動物?
一言で言ってしまいますと蜘蛛はクモです。
分類上は「節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目」と呼ばれます。
蜘蛛は昆虫だと思っている人が多いと思いますが、動物です。
その中でも節足動物の仲間に入ります。
節足動物とは動物界最大の分類群であり、クモ類・昆虫類・甲殻類・ムカデ類等の固い殻と関節を持つグループです。
体の表面は、外骨格【クチクラ(キチン質とタンパク質等)】でできた外骨格でおおわれています。
体のサイズが成長に伴って大きくなる時には、脱皮により古い外骨格は脱ぎ捨てられ、新しい外骨格が作られます。
昆虫類との違い
蜘蛛は虫に属する生物の一つですが、足が8本あることと、頭部と胸部の堺が無い事と触覚が無い事で昆虫と区別されます。
昆虫類・昆虫は「節足動物門大顎亜門昆虫綱」または、節足動物門六脚亜門昆虫類が正式名で略して簡単に昆虫類と呼ばれています。
家の隅や、植木や玄関ドアに巣を張るので、その独特の粘り気で蜘蛛を嫌う人が多いのですが、元々は害虫を捕食してくれるので本当は益虫です。
むやみに退治してはいけないと、親から教わる人も多いのでは無いのでしょうか?
でっけー蜘蛛さんがいやがります!!!可愛い pic.twitter.com/p9D0Q02PHu
— 🍀華蓮たそ( ᐛ )و (@Karen_cherry611) 2017年6月21日
まとめ
以上の様に蜘蛛が益虫であり、節足動物の仲間だと言う事が解りました。
蜘蛛の巣、糸は触ると気持ち悪いのですが、殆どの蜘蛛は人間に危害を加える事はしないので安心です。
しかも害虫を食べてくれるので人間にとっても助かる有益な蜘蛛です。
むやみに命を奪わないようにしましょう。
ただ最近では都会でも、セアカゴケグモなどの毒グモに刺された人が命を落とすなどのニュースもあり注意しなければなりません。
好奇心から簡単に触ることは止めるように、子供には伝えたいものですね。
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