タランチュラは通常脱皮の際はうつ伏せではなく仰向けで行います。
うつ伏せになってしまった場合、タランチュラに何らかの異変が起きている可能性が高いです。
最悪の場合、脱皮不全で命を落としてしまう場合もあるので、今回はうつ伏せで脱皮を始める理由について調査していきたいと思います。
考えられる可能性について
タランチュラは脱皮の際に自分の糸でベットのようなシートを作成します。
この上で仰向けになることが通常の脱皮の際の行動ですが、うつ伏せで脱皮を行う際はこの糸でシートを作成することを省くことが良くあります。
シートを作った状態でうつ伏せになっている場合は湿度をあげることで正常に脱皮を行う可能性がありますので、あきらめずに対処してあげましょう。
シートを張っていない場合は脱皮不全になる可能性が高く、寄生虫や感染症の疑いが強いので、こうなってしまったら運を天に任せるしかないと思われます。
脱皮の仕方について
脱皮の様子を観察すると、仰向けになった状態で、胸部の背甲を破ります。
この破った背甲から古い外皮や体や足を抜きますが、うつ伏せになった状態ですと脱ぎきれなくて失敗する確率が高くなります。
うつ伏せで脱皮した時の対処法
うつ伏せで脱皮をしようとしたときは弱っているときが多いので、仰向けにひっくり返してあげましょう。
そのときに足をたたむ動作が見受けれられたら、命を落としてしまう可能性があります。
昆虫標本などを見るとわかるように、節足動物が足をたたんでいる動作をするときは亡くなっている状態を示します。
そうならないように足をゆっくりと延ばして刺激してあげましょう。
わずかではありますが蘇生する確率が上がりますので、あきらめないようにしましょう。
中には当然体毛に刺激性の毒を持つものがいますので、接触の際は注意してください。
知らない内にタランチュラが脱皮してると、いきなり1匹増えたみたいでビビる。 pic.twitter.com/AifXrk3Vk6
— mizunagi (@burevestnik) 2017年8月14日
まとめ
脱皮の際はうつ伏せになってしまうと大変危険である可能性が高いです。
すぐに対処すれば助けられる可能性がありますので、すぐに対応してあげましょう。
原因については特定されておらず、飼育環境が良くても起こることがあるので、ある程度は割り切る必要があるのかもしれません。
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