普段生活していたら蜘蛛と蟹はイコールにはなりませんが、言われてみると蟹と蜘蛛は似ている…?
なんてことを思ったことはないでしょうか。
そこで今回は、蜘蛛の祖先は蟹なのか?それとも、蟹と蜘蛛は仲間なのか?についてまとめました。
蜘蛛と蟹
蜘蛛は節足動物門鋏角亜門に分類されており、蟹は十脚目短下目に属する甲殻類です。
蜘蛛と蟹は足がたくさんついていますが、蜘蛛は8本の足と2本の触肢、蟹は8本の足と2本のハサミとなっています。
蟹は蜘蛛の祖先?
蜘蛛は蟹から進化したと思われていますが、そうではなく、蜘蛛と蟹の祖先が一緒だと言われています。
つまり、一つの生き物から蜘蛛と蟹、さらには昆虫と海老にそれぞれ進化していったのです。
ちなみにズワイガニは“クモガニ科”に分類されていますが、このクモガニというのは蜘蛛とは全く関係のないものなのです。
他にも紅ズワイガニや、生きている化石と呼ばれるタカアシガニもクモガニ科に分類されている蟹です。
種類こそ違いますが、細い足の蟹を見ると蜘蛛に似ている!と思うことがありますので写真などでぜひ確認してみてくださいね!
蜘蛛と蟹は仲間?
蜘蛛も蟹も大きい意味で分類するとどちらも《節足動物門》です。
そこから蜘蛛は鋏角亜門、蟹は甲殻亜門と分かれるようになっています。
蟹は水中で生活しますが蜘蛛は陸上で生活しています。
また、蜘蛛は0個の無眼から2こ、4こ、6こ、8この目を持つものがいます。
その目は全て単眼で視力はとても弱いです。
反対に蟹は2つの目の中に網がたくさんあって分かれている複眼を持っていて、視力がとても良いと言われています。
この複眼は網で区切られている一つ一つが目の役割をするのです。
このように蜘蛛と蟹の違いはたくさんあることが分かります。
まとめ
- 蜘蛛は節足動物門鋏角亜門に分類されている
- 蟹は節足動物門甲殻亜門に分類されている
- 蜘蛛と蟹の祖先は同じ生き物からきている
- 大きい意味で分類すると蜘蛛と蟹は節足動物門という仲間である
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