蜘蛛の巣って身近にあるものですが、はらってもはらってもまた同じ場所に出来たりしますよね。

その理由ってなぜだか知っていますか?

ということで、今回は蜘蛛の巣の作り方や張り方、蜘蛛の巣が出来上がるまでの時間についてまとめました。

蜘蛛 巣 作り方 張り方 時間

蜘蛛の巣の作り方

蜘蛛はお腹から何本かの糸を出し、風に乗せて糸を張ります

どこかに糸がくっついたらその場所を起点とし、何往復もして丈夫にします。

上部になったら中心部まで行ってぶら下がり、また何度も往復しながら枠組みを作ります。

そこから足場となる糸を張り、細かく粘着性のある横糸を張っていくのです。

獲物はこの粘着性のある横糸に絡まって動けなくなるのです。

縦糸などは粘着性がないので、蜘蛛は上手にこの縦糸の上を歩きながら巣をつくっているんです。

最後に、足場糸を切って蜘蛛の巣が完成されます。

蜘蛛の糸はどこから出てる?

蜘蛛の糸はお尻や口から出ていると思われがちですが、実はそれって間違いなんです。

蜘蛛の腹部にあるイボ糸という部分から糸を出します。

この糸は腹部の中にため込まれているのではなく、中には液体が入っていて外に出る時に糸が生成されます。

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巣が完成されるまでの時間

蜘蛛の巣はきめ細やかに作られているので、かなりの時間を要していると思われています。

しかし実際は、数十分~長くても2時間程度で完成するのです。

こんなに素早く自分の巣をつくれるなんて、職人さんもびっくりの早業ですよね!

朝壊してもすぐに昼には出来上がっているのは、その場所を好んでいるからなんです。

外敵から身を守り、さらにえさとなる昆虫が寄ってきやすい場所に巣を張っているのです。

蜘蛛は害虫であるゴキブリやハエなどを捕食してくれるので、少し我慢して巣をそのままにしておいてあげるのも良いでしょう。

蜘蛛を駆除したらゴキブリが大発生した、なんて話も珍しいものではありません。

まとめ

  1. 蜘蛛はお腹から何種類もの糸を出して蜘蛛の巣を作り上げる
  2. 腹部には糸を生成するための液体がため込まれている
  3. 蜘蛛の巣が出来上がるまでの時間は数十分から2時間程度
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