秋頃になると産卵を始め、色々なところに卵を産み付ける蜘蛛。
その卵は春先から梅雨の時期になると小蜘蛛がわんさか出てきます。
では蜘蛛の産卵時期に服に産み付けられてしまった場合、いったいどうしたら良いのでしょうか!?
蜘蛛の卵
蜘蛛の卵は、蜘蛛の種類によって様々な形状のものがあります。
主に家の中に出てくる“家蜘蛛”は卵胞を糸でグルグル巻きにして卵を守ります。
その中でも大きなアシダカグモは、子供が生まれてくるまでずっと卵胞をお腹に抱えて移動し、抱えている間はエサを食べずに過ごします。
しかしその反対に、産んだら卵を放置する蜘蛛もいるので様々ですよね!
蜘蛛の卵は卵胞の中で孵化し、脱皮をしてから外に出てきます。
梅雨の時期に小蜘蛛が増えるのはそのためです。
卵が服についていたらどうする?
蜘蛛の卵が服についていた場合、もちろんそのままタンスにしまうわけにはいかないですよね!
ティッシュなどでそっとつまんで、トイレに流してしまうと良いでしょう。
もしも卵胞の中で孵化した後だったら、強くつまむと勢いよく小蜘蛛が飛び散る可能性もあるので注意しましょうね。
また、服以外の場所に卵を産まれた場合は、蜘蛛の巣ジェットなどの蜘蛛にきく殺虫剤を噴射するとそのまま生まれてくることはありません。
しかし、その卵を駆除しても、家の中に蜘蛛がいたらまた産卵する可能性が高いです。
蜘蛛に卵を産ませないようにするには、蜘蛛を駆除する他に方法はありません。
しかし蜘蛛はゴキブリなどを食べてくれる益虫です。
なので、蜘蛛を駆除してしまうとゴキブリやコバエの繁殖を招きかねません。
蜘蛛を寄り付かせないためには、まずは卵をそっと外に出し、他の虫を駆除するのが一番の方法なのです。
まとめ
- 蜘蛛は産卵したら生まれるまで抱えているもの、近くで見守っているもの、すぐにどこかへ行ってしまうものなど様々
- 蜘蛛の卵が服についていた場合はティッシュなどでそっとはがしてどこかに置いておいてあげるか、嫌だと思うのであればトイレに流してしまう
- 蜘蛛を駆除すると他の虫が繁殖してしまうので、蜘蛛の駆除が良いと一概には言えない
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