小さい子供の頃はクモを見つけたら、棒などで追いやったり逃げない様に囲ったりと様々な遊びなどしていたと思います。
やがて大きくなってくると色々な所で色々なクモを見つけるけど子供の頃の様に遊ばなくなってきて、大人になると見るのも触るのも嫌になってくる人が多くいるのでは無いでしょうか?
濃い色のクモは毒があるとかヘタに触るとダメだとか、色々な情報を聞いているから駆除にも困ると思います。
そこで家などで良く見る蜘蛛で赤や黒の小さいクモについて調べました。
赤色や黒色のクモはとは?
日本にもたくさんの種類のクモがいます。
その全てを見ることは難しいと思いますが、家の中や周りで見かけるクモの殆どは同じ種類ばかりだと思います。
代表種としては『アシダカグモ、イエユウレイグモ、アダンソンハエトリ、イエオニグモ、オオヒメグモ』が主にいます。
この中でもアダンソンハエトリと言う黒い小さなクモは、ハエや蚊などを見つけると食べてくれる益虫として名が知られています。
またゴキブリも食べると言われていますが、実際の所はアダンソンハエトリは明るい所に出てきてゴキブリは暗い所に居るのでその効果は期待は出来ません。
しかし小バエの多くなる季節には大活躍します。
アダンソンハエトリは外から来た荷物や換気口などから家の中に入ってくる事が多く住み着くと繁殖をします。
また、危害は無いけど暖かくなってくる春先に出没してくる赤色の小さいクモみたいなものはタカラダニと言って正式な名前はカベアナタカラダニと言います。
一般的に赤いクモと言えばシロスジショウジョウグモ・アカイソウロウグモ・チビアカサラグモがあります。
赤と黒の毒を持った怖いクモ
言わずと知れた黒地の肌に赤い色の菱形模様があるセアカゴケグモ。
1995年に大阪で見つかった毒グモで、本来は日本に生息していなかったが海外からの荷物に紛れ込んで来たのでは無いかと言われています。
症状としては噛まれた時の痛みは感じないと言われていますが、時間が経つと徐々に痛み始め人によっては全身症状が出る場合もあるとされています。
全身症状は痛み・発熱・発汗・痺れなどを引き起こす事もあり注意が必要になります。
現在は日本でも発生地域の医療機関などで抗血清を準備している所もあります。
まとめ
クモは大体が毒を多かれ少なかれ持っています。
ただそれが強い毒性があるのかどうかで対処も変わってきます。
日本にも毒性の強いクモは他にもいますので、噛まれて自覚症状が出てきたなら早めに病院で治療をしましょう。
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