一口に蜘蛛と言えど、日本にはたくさんの種類の蜘蛛がいます。
その数なんと1200種類!
さらに世界中の蜘蛛の種類は全部で35000種類も確認されているのです。
そんなに種類がいる蜘蛛なのですが、蜘蛛の巣の張り方はそれぞれ違うのでしょうか?
ということで、今回は蜘蛛の巣の張り方やその種、方角についてまとめました。
蜘蛛の巣について
蜘蛛の巣は、その巣をつくる蜘蛛によって形が違うことがあります。
主に蜘蛛の巣は《枠糸》の中に《縦糸》と《横糸》が張り巡らされていて、中心部は《こしき》という糸で密に作られています。
しかし、その枠の形や縦糸、横糸の形が違っているものもあるのです。
同じように見えて細部は違っている蜘蛛の巣、今度見つけたら写真を撮るなどして見比べてみるのも面白いですよ!
蜘蛛の巣の場所や方角
蜘蛛の巣はありとあらゆる場所に作られますよね。
でもそれって実はちゃんと蜘蛛なりのルールがあってのことだって知っていましたか?
その基準というのは、蜘蛛が安全だと思える場所で、鳥などの外敵から身を守ることが出来て、さらにエサを確保できる場所なんです。
巣を張る方角もほぼ決まっていて、秋は南北、夏は東西の方角に巣を張ります。
家の中に巣をつくった場合、そこは獲物がかかりやすい場所なので壊しても何度でも同じ場所に巣を張ってしまいます。
その場所に作られるのが嫌な場合は、巣を取り払った後にその場所にスプレーなどをかけておきましょう。
蜘蛛にとって嫌な成分が入っているので、同じ場所に戻ることが出来なくなりますよ!
蜘蛛は巣のどこにいる?
たまに、蜘蛛の巣だけはってあって、蜘蛛が見当たらないことありませんか?
蜘蛛を観察していると雨の予想が立てることもできるんです。
というのも、蜘蛛の巣は雨にあたって濡れるとキラキラして目立つようになります。
すると外敵に見つかる可能性も高く、エサとなる昆虫も引っかかりにくくなるんです。
そのため、雨の降りそうなときは蜘蛛は巣だけを置いて身を隠しているのです。
巣の中にいる時は頭を下にして過ごしていますよ。
ちなみに蜘蛛の巣は作られるまでに時間がかかりそうに思えますが、数十分で完成させることが出来ます。
なので朝取り壊してもお昼には同じ場所に張られていたりするのです。
まとめ
- 蜘蛛の巣は種類によって形が違う
- 外敵から身を守ることが出来て、さらにエサを確保できる場所に巣をつくる
- 雨の降りそうなときは巣から離れて身を隠す
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