家の中で小さな蜘蛛を見かけることがあります。
茶色だったり緑だったりで、一般的なイメージと少し違う印象を受けることもあります。
今回は茶色の蜘蛛について詳しく触れていこうと思います。
目次
小さくて茶色や緑の蜘蛛は何?
蜘蛛の赤ちゃんは小さいですが、種類によって大きさも違うので赤ちゃんではない可能性もあります。
緑の小さい蜘蛛
身体が小さく、緑色をしている蜘蛛は赤ちゃんの可能性があります。
身体の色が緑に近い蜘蛛は何種かありますが、より緑色なのはワカバクモと呼ばれる種類のようです。
茶色の蜘蛛
家の中で1cmほどの小さくて茶色の蜘蛛を見ることがあります。
家グモと呼ばれている蜘蛛で、アダンソンハエトリが正式名称です。
こちらの蜘蛛は元々のサイズが小さいので、赤ちゃんとは限りません。
アダンソンハエトリの特徴
小さくて茶色のアダンソンハエトリについて説明していきます。
小バエを捕らえる
アダンソンハエトリは、名前に入っているように小バエを捕らえることが得意です。
ゆっくりと距離を縮めながら近づき、一気に捕獲するようです。
動くものを捕らえようとする
小バエの他にも、ダニや小さいゴキブリなども捕獲します。
これは、アダンソンハエトリが動くものに反応する習性から来ているようです。
もしパソコンの画面に乗っていたらマウスを動かしてみてください。
カーソルを追ってしまうので、この特性を生で見れます。
巣をつくらない
アダンソンハエトリは巣を作りません。
その代わりに、家の中をずっと徘徊するようです。
徘徊しながら食べ物を探します。
身体が小さいからこそ、自分が食べられる大きさも限られるのでこうしているのでしょう。
常に糸を出している
アダンソンハエトリは常に糸を出しながら移動します。
これは足を踏み外す可能性があるからです。
もし踏み外しても、糸を命綱にできるので保険をかけているのですね。
うちの小バエ取りの名人ってことで雇われたアダンソンハエトリさん。 pic.twitter.com/d4ke4BvWGe
— 飯島のけんてぃ (@miyamoto_knt) 2017年7月3日
まとめ
家の中で見る小さくて緑の蜘蛛はワカバクモなどの緑の蜘蛛か、蜘蛛の赤ちゃんです。
茶色になると、アダンソンハエトリの可能性があります。
アダンソンハエトリは身体の小ささも特徴ですが、巣を作らなかったり糸を出し続けているなど他の蜘蛛と違った個性があるようです。
今のあなたにおすすめの記事