一風変わった生き物としてタランチュラを飼育してみたいと思っている方もいらっしゃると思います。
でも初めて飼うし、知らないことだらけで不安だと感じるかもしれません。
今回はそんな方たちのお力になれればと思い、記事を書かせていただきたいと思います。
ケージについて
まず初めにケージを用意しましょう。
ケージはタランチュラベビーと呼ばれる小型の種類であれば、それほど大きなサイズは必要ないでしょう。
むしろ、大きなケージであると水分や温度の調整が大変になり、余計な手間を増やす羽目になります。
そのため、購入を予定しているタランチュラの体型を考慮してケージを購入しましょう。
また、外来種であるため蓋がしっかりと閉められるものを用意してください。
脱走して生態系に影響が出てしまったら、飼育の規制を引き起こしかねないので脱走しないようしっかりと蓋をしてください。
ケージの中の床材について
これは種類によりますが、大抵の場合は地中に巣を作るタイプなので、園芸用品のコーナーで購入できる赤玉土や腐葉土などを床に敷き詰めてあげましょう。
土に巣を作る種類ならば敷き詰める床材は、穴を掘って隠れることができる程度には敷き詰めてあげるとよいでしょう。
樹上生活が主となるツリースパイダーなどは、さほど床材を敷き詰める必要はありません。
暖房設備について
タランチュラはもともと温暖な気候に棲息している生き物なので、日本の冬などは寒すぎると言えるでしょう。
冬場は25~28℃にケージの中を温めてあげましょう。
全体の約3分の1程度を温めれば過度の乾燥を防ぐこともできますので、是非参考にしてください。
また、乾燥による衰弱を引き起こしやすいので、霧吹きなどで温度調節と水分補給をしてあげてください。
あまりに乾燥による衰弱がひどいと腹部のしわが目立つようになってきますので、見かけたらすぐに対処してください。
遊び心満載のタランチュラケージ(大嘘) pic.twitter.com/acnpnQX6cA
— はます (@1985poison) 2014年4月28日
まとめ
毒蜘蛛など危険なイメージがありますが、案外デリケートな面も多く見られ、油断しているとあっという間に命を落としてしまいます。
飼育を検討している方は常に愛情をもって接してあげてください。
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