日常の生活で気付けば蜘蛛が壁を歩いているとか、掃除しているのに少しの隙間などに巣を張っているとか、大量発生したなど経験するかと思います。
何度も駆除しているけど一向に減らない蜘蛛って何者なんだと思ったりもします。
ぼやぼやしているうちに、あちこちで産卵して増えてしまう…。
一体、どれだけの卵を産んで孵化するのだろうか?と思った事はありませんか?
そこで蜘蛛の生態や出産・孵化・子供の数などについて調べてみました。
蜘蛛の出産や孵化について
蜘蛛の出産と一口に言っても、蜘蛛の種類や地域などで違いがあります。
良く家の中で見つける蜘蛛は、本棚の裏・タンスの裏や・天井・物置の隅・床下などで寒さをしのぎ春に向けて人事不省状態でいると言われています。
繁殖の時期は、だいたい秋になる頃から冬になる前に卵を産み落として冬眠するので卵は卵の状態で越冬し春になると孵化してきます。
秋に産卵された物が春に孵化するので、実際に卵でいる期間は半年程度で暖かくなってくる3月の終わりくらいから5月にかけて大量に孵化するので梅雨時期に蜘蛛が多く見られるのです。
卵の多くは多数を1つの塊で産み糸を巻きつけ卵嚢(らんのう)をつくります。
その卵嚢を木や石などに貼り付けて後は、放ったらかしにするタイプと暫くは一緒にいるタイプと分かれます。
卵から産まれる子供の数は?
一度の出産で産まれる蜘蛛の数って気にした事がありますか?
小さい繭の様な卵から一体、どれだけの子供が出てくるのか?
出てきた所を見る機会が無いから、っていると言う人は少ないのでは無いでしょうか?
蜘蛛の種類にもよりますが約、数百から数千匹とも言われてます。
見つかりにくい気温などが一定な場所に巣を作り繁殖をしますが、場所がなかなか特定出来ません。
大体は屋根裏や床下など普段、あまり目にしない安全な場所に作りますので厄介です。
別に人に危害を加える様な事はありませんが、大量に発生すると気持ちの良い物ではありませんよね。
基本的に蜘蛛は餌が無くなるといなくなります。
大量に発生されるとキツイですが悪い事ばかりではありません。
家の中のダニやゴキブリなどを狙って食べてくれるので良い事もしてくれます。
また、背中に子供を乗せて歩くコモリグモなどは下手に衝撃を与えると背中に乗っている子供が散らばります。
まさしく『クモの子を散らす』と言う言葉の通り散らばります。
散らばった時の数の多さにビックリするでしょう。
まとめ
蜘蛛は秋になると子供を産み春に孵化します。
その時は数百から数千匹の子供が産まれますが、成長する前に命を落とす個体もいます。
大量のクモを見るのは流石に気持ちが良いものではありませんが、ダニや家の中に入ってきた虫など食べてくれる利点もあります。
よほどで無い限りは、共存すると言う道もあるのでは無いでしょうか?
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