タランチュラは樹上で生活するもの、地中に隠れて待ち伏せするものなどがいます。
飼育時にケージに入れる床材については色々なものがありますが、ほとんどが園芸用品で購入できるものとなります。
今回はそんなタランチュラ飼育時に必要な床材について、中心に調べていきたいと思います。
床材の種類
バーミキュライト、ピートモス、赤玉土、腐葉土、ヤシガラと使用できるものは様々ありますが、適用できる床材は種類によって違うので事前によく調べておきましょう。
土に穴を掘る種類のものは厚めに敷かなければなりませんし、ツリースパイダーなどであれば大して厚く敷く必要はありません。
また、保湿の都合もありますので、水はけがよく乾燥しやすい床材を入れた場合は注意が必要です。
タランチュラの衰弱の主な原因は脱水症状ですので、水分と湿気の確保だけはしっかりとできるよう、床材の種類は確認しましょう。
霧吹きなどがあると水分量の調整がしやすいのでお勧めです。
タランチュラベビーなどは一日に2,3回吹きかけてあげるとよいでしょう。
暖房をつけて乾燥しやすいのであればその都度調整してあげて、タランチュラを乾燥から守ってあげましょう。
保温と床材の関係について
タランチュラはアメリカ大陸南部、タイ、カンボジアなど比較的温暖で暑熱な気候に棲息している生き物ですので、寒さには弱いです。
氷点下まで落ちることのある日本は寒すぎると言えるので、暖房はしっかりと取り付け、床材も保温効果がしっかりしているものを選んであげましょう。
床材と暖房だけでは不安な場合は発泡スチロールを断熱材の要領で使用し、簡易的な温室を作ってあげるとよいでしょう。
タランチュラ飼育時の適温は25~28℃と言われています。
適温はもちろん種類によって違いますので、これらの温度環境も事前に調べておきましょう。
雨森さん仕様のタランチュラ床材補充完了っ pic.twitter.com/Yy8wDJUeFs
— たま@ (@Tama_Azarasi) 2014年11月8日
まとめ
恐怖の毒蜘蛛のイメージがありますが、床材から水分まで様々なところに配慮してあげないと簡単に命を落としてしまいます。
飼育環境が良ければ餌を1日やり忘れても問題はありませんが、冬など本来の棲息地域にない気候の時は何が起きるかわかりませんので、常に気を張ってお世話してあげましょう。
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