天井から一本の糸で降りてくる蜘蛛。
あの糸を束ねてロープを作ると人間がぶら下がっても切れないと言われる程、強い糸になると言われているのは知っていますよね?
そんな糸で作る巣は1度かかると、昆虫などは抜け出せず蜘蛛の餌になってしまいます。
そんな糸を蜘蛛は何処から出して作っているのかと子供に聞かれても、どう答えて良いのか悩みませんか?
そこで聞かれても答えられる様に蜘蛛の糸や毒はどこから出すのか?
知られざる蜘蛛の生態について調べました。
蜘蛛の糸はどこから出すのか?
子供がいる家庭なら、1度は聞かれたりした事があると思われる『蜘蛛の糸の秘密』。
糸は蜘蛛の何処から出て巣を作ったり天井などから糸を出して降りて来たりするのか?
意外と知らない蜘蛛の糸の秘密についてお答えします。
小さい頃に親から『蜘蛛の糸はお尻から出ているんだよ』と言われた事がある人は多いと思います。
ですが実は、お尻からでは無くお腹のお尻側にある『糸つぼ』から出しています。
糸の太さは0.0035ミリと言われており、仮に糸が1mmだと、かなりの強度になると言われています。
糸に関して糸が出てくる場所の他に『糸は無くならないのか?』と言う疑問も出てくるかと思います。
蜘蛛の糸は、糸となる原料が無くなると出なくなりますが原料となる物が溜まれば糸を出す事は可能です。
蜘蛛は糸を巻き取ったり巣を撤去する時などに糸を食べて次の糸のエネルギーを作ると言われています。
蜘蛛の毒はどこから出しているのか?
蜘蛛の糸の事は分かったと思いますが、蜘蛛の毒は何処から出すのか?
蜘蛛の毒は頭部にある上顎(鋏角)の所が鎌状になっていて、尖端が鋭くそこを刺して毒を注入します。
普段は隠れているので見る事は難しいですが、獲物を捕らえる時に見る事が出来ます。
蜘蛛の毒は昆虫など体の小さい物には有効な毒で、人間には効果が見られない事が多いです。
理由としては蜘蛛の多くの種類は毒を出す牙が短く人の皮膚を通す事が出来ない事や毒の量が少ない、そもそも蜘蛛から人を襲う事が無いなどの理由があります。
まとめ
蜘蛛の糸がどこから出るのか?毒はどこから出すのか?については分かったかと思います。
・蜘蛛の糸は糸ツボから出す。
・糸は限りがある。
・毒は上顎に隠れている。
これで聞かれても答える事が出来ますね。
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