小さい体格をしていても強力な毒を持つ生き物は多くいますね。
噛まれたり刺されたりすると命に関わってくる場合もあります。
大きい蜘蛛、小さい蜘蛛と様々な種類がいますが、刺された場合どのような症状が出てくるのか。
処置方法についても調べてみました。
蜘蛛の毒は命に関わる?
家の中によく潜んでいるハエトリグモやユウレイグモ、さらには手の平サイズで大型のアシダカグモ。
これらの蜘蛛は臆病なため自ら人間に近付いて攻撃をしてくることは滅多にありません。
もし刺された=噛みつかれた場合は、人間側がちょっかいを出した時と言えます。
しかしこれらの蜘蛛は強い毒は持っておらず、もし攻撃をされても患部が少し腫れる、痛み、かゆみが出るぐらいで命に関わるものではないでしょう。
蜘蛛に刺された場合、起こる症状は?
毒素が強いと言われ、日本にも外来種として存在しているセアカゴケグモやクロゴケグモ、日本の在来種であるカバキコマチグモは毒素が強く、噛まれれば命に関わる場合もあります。
症状としては患部の腫れ、ただれ、水ぶくれ、全身の痛み、頭痛があり、ひどくなると発熱や吐き気が出てきます。
一番怖いのは噛まれたことによるアレルギー反応のアナフィラキシーショックです。
スズメバチなどで有名な症状ですが、これは呼吸困難と意識消失という非常に危険な症状を引き起こす場合もあります。
蜘蛛に刺された場合の処置の仕方は?
毒素が強いものでなければ、市販の虫さされ薬を塗って様子を見ることもできます。
薬を塗る前に噛まれた患部に残る蜘蛛の体毛をテープなどで除去をすること、流水で綺麗にする処置を施すといいでしょう。
ただかゆみがあって、かき壊したりすると炎症を広げることもあるのでかかないように気を付けて下さい。
危険なのは痛みが全身に広がって、耐え難い痛みとなった時です。
噛まれた蜘蛛が強い毒素を持っていた可能性があるのですぐに病院へ行き、血清を打たなければ命に関わることもあります。
噛まれた種類がなんの蜘蛛であるかわからない時は応急処置を施した後で少し様子を見て、判断をするといいでしょう。
まとめ
意外にも大きい蜘蛛よりも小さい蜘蛛の方が強い毒素を持っていたりします。
また綺麗な色をしたものほど危険が多いものです。
蜘蛛に刺された=噛まれた場合、自分の体調を見極めることが大事になってくるので「大丈夫」と軽視はしない方がいいでしょう。
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