飼育しているタランチュラが脱皮を始めた、成長していると飼育を楽しんでいる方もいらっしゃるかと思います。
実際、タランチュラの生態については日本でなじみが浅く、飼育している方もほかのペットに比べて少ないのが現状ですが、他のペットに勝るとも劣らない魅力が脱皮の経過にはあります。
今回はそんな神秘的な脱皮について中心に調べていきたいと思います。
脱皮の間隔について
脱皮の間隔については幼少期が最もスパンが短く、月に1.5~2か月の間隔で脱皮します。
脱皮は餌のやり方で周期を早めることができ、この脱皮の促進法をパワーフィーディングと言います。
幼少期にとにかく餌をお腹いっぱいになるまで与えるのをしばらく続けると、約1ヶ月周期で脱皮をさせることができます。
また、脱皮前の餌を食べなくなる期間(拒食期)が来ます。
この時期は種類によって期間に差がありますので、しばらく餌を食べないからと言って早急に病気と判断しないようにしましょう。
短いもので1週間、長いもので3週間ほどは拒食します。
タランチュラは3か月間水だけでも生存可能な生き物なので、脱皮期間中のこの時期くらいは問題ないと言えるでしょう。
脱皮時の様子
脱皮が始まる前に、糸を吐く種類のものは、糸を吐いてシートを作成します。
作成したシートの上であおむけになり、数時間かけて脱皮を行います。
このとき湿度が低すぎると、殻に足がへばりついて関節がゆがんだまま脱皮が終わってしまうので気をつけましょう。
小さい時は脱皮時の成長幅が大きく、足の長さが1.5倍になる場合もあるそうです。
また、どれくらい大きくなるのかはいまだにわかっていないそうなので、育て方によっては一般のサイズよりもはるかに大きい個体が産まれるかもしれないそうです。
興味があれば、ぜひチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。
まとめ
タランチュラの老衰寿命というのも実は知られていません。
飼い方次第では大きく、とても長生きするかもしれないということです。
脱皮による成長過程を楽しんだ後はどこまで一緒に生きていけるか、楽しみながら探っていくのもいいかもしれません。
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