タランチュラと言うと大きい牙に猛毒と言うイメージがありますが、基本的にはちょっかいを出さなければ意外とペットとしては飼いやすいと言われています。
例え噛まれた場合でもタランチュラの毒は人体には影響が出ないとも言われています。
そんなタランチュラをペットとして飼育したい場合には、どうしたらいいのでしょう。
タランチュラを飼育するには何らかの許可が必要なのか?
タランチュラをペットとして飼育したいと考える方も中には結構いるのではないでしょうか?
その時にフッと思うのが、タランチュラは外来種でかつ毒も持っている。
そう言う危険なペットは何らかの許可が無いとペットとして飼育出来ないのではないのか?
ワニなどをペットとして飼育する場合には保健所等の許可が必要になりますから、タランチュラも保健所などで許可を必要ではないかと考えてしまいます。
実はタランチュラの場合は、ペットと飼育する時には、なんの許可も必要ないのです。
但し、タランチュラをペットショップなどで購入する場合は、未成年者は保護者同伴でなければ購入する事が出来ないようです。
毒を持っているタランチュラですから、ペットショップ側に何らかの規制があると思っていた方がいいでしょう。
タランチュラを飼育する時の飼育ケース内の温度や床材や大きさは?
タランチュラを購入してから飼育ケースを購入するのではなく、前もって飼育ケースや床材などを準備しておきましょう。
ではタランチュラを飼育するにはどの様なケースが用意のでしょうか?
飼育ケース
一番重要なのがこの飼育ケースです。
当然ながら、ペットとして飼育しているタランチュラを絶対に逃がしてはいけないと言う事です。
プラスチックの飼育ケースで構わないのですが、蓋が簡単に開いてしまうのはNGです。
簡単に飽かないようにロック機能が付いている・ツメが付いていて簡単には外れない物を用意しましょう。
また、樹上に棲むタイプのツリースパイダーを飼育する場合はなるべくケースの高さがある物が望ましいです。
飼育ケースの大きさは、飼育するタランチュラの大きさの3倍くらいの大きさがあれば問題ないでしょう。
床材
腐葉土と細かいヤシガラを混ぜた物が一番適しています。
腐葉土を購入する際は、農薬が混ざっていない物を選ぶようにしましょう。
飼育ケースに床材を入れた後には地中棲み以外のタランチュラにはシェルター(隠れ家)が必要になるので、爬虫類用のシェルターや割れた植木鉢などを入れましょう。
またタランチュラは水をのみますので、爬虫類用のエサ皿を水入れに使用するのが適しています。
軽い皿だとひっくりかえされてしまうためです。
温度
タランチュラを飼育する際に一番気を付けなければならないのが、温度です。
タランチュラの好む温度は25~28度です。
夏場は温度管理は必要ないと思いますが、冬場にはパネルヒーターなどを使用して飼育ケース内の温度を高く保つ必要性があります。
まとめ
タランチュラを飼育するのに許可が必要か?とタランチュラの飼育ケースの温度や床材などを紹介してきました。
毒を持っている事と外来種であることから、飼育するには確実に最後まで面倒をみる事が絶対条件になります。
また飼育する際には逃がす事だけは絶対に避けなければなりません。
生態系に影響を与える可能性がある為です。
たった1匹だからと安易に考えてはいけませんからね。
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