日本ではペット以外ではなかなか見かける事がないタランチュラですが、タランチュラはどうやって大きくなるのでしょうか?
やはり何らかの方法があって大きくなるのはわかるのですが、どうすれば、あそこまでの大きさに成長するのでしょうか?
タランチュラはどうやって大きくなるのか?脱皮以外でも大きくなるのか?
皆さんタランチュラとは何の種類に分類されると思いますか?
昆虫だと思っている方も大勢いると思いますが、クモ類は実は節足動物になるのです。
節足動物は、ほとんどの物が成長するにあたって脱皮を繰り返して大きくなっていくのです。
オオツチグモ類に分類されている通称タランチュラもクモ類ですから、当然脱皮によって大きくなっていきます。
ですから、タランチュラは脱皮以外の方法では大きくはなりません。
ではタランチュラは、1回の脱皮で、どのくらい大きくなるのでしょう。
タランチュラは幼少期には月に1度のペースで、脱皮を繰り返して行きます。
その時には、1回の脱皮で最大で1.5倍の大きさになる事もあるようです。
タランチュラが成長しきると基本的には10cm前後となる物が多いようです。
それでもクモからすると、かなり大きい部類になりますよね。
でも世界で一番大きいタランチュラのサイズはなんと、手足を広げて計測すると30cmにもなる物がいるようです。
人間の顔くらいの大きさと言う事ですよね。
タランチュラが脱皮をする時には兆候はあるの?失敗する事は?
タランチュラが脱皮をする事がわかった所で、脱皮をする時には何かしらの兆候や合図があるのでしょうか?
ペットとして飼っているからには、大きく育てたいと誰もが思うでしょうからね。
先ほども紹介しましたが、タランチュラは幼少期には月に1回脱皮を行いますが、その時に何かしらの合図がわかっていると安心して脱皮を見守ることができると思います。
タランチュラの脱皮時の特徴
1.幼少期ならば数日間、絶食をしてから脱皮行動に入ります。
ある程度大きくなると、種類によっては絶食期間が数カ月に及ぶ場合もあります。
2.糸をマット状に出してその上にあおむけの状態になります。
この時に足をあげてしまうので、絶食の事もあり初心者の方は絶命してしまったと勘違いされる方が多いです。
この様な状態になったら静かに見守ってあげましょう。
3.毛を飛ばすタイプのタランチュラは、腹部に出来た禿げた部分がピンク色から黒色に変わったらもうすぐ脱皮に入る合図となることが多いです。
4.成熟に近いタランチュラの場合には脱皮にかかる時間は丸1日を要する物が多く、幼少のものは、数時間程度で終了します。
タランチュラを飼育下で脱皮させる場合に注意しなければならないのが、湿度です。
タランチュラの生活環境は湿度が高い地域に生息している物が多いために、脱皮の最中は特に湿度を高めにしておかなければ脱皮に失敗する可能性があります。
湿度が足りないで脱皮に入ると、脱皮不完全になってしまい古い殻がくっついたままの状態になってしまったり、足が古い皮から抜けきれず足が曲がってしまう事があります。
まとめ
タランチュラは脱皮をするのか?
脱皮をする時の兆候や失敗する時の条件について紹介してきました。
ペットとして飼っている場合は、自然界とは環境が全く違う訳ですから、脱皮の際には細心の注意が必要と言う事になりますね。
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