タランチュラはその大きさと姿から、恐ろしいという印象を抱く人も多いと思います。
ですが、中には鮮やかな体色を持つものもおり、ペットとして大変人気のある種類もいます。
そんなタランチュラですが食事の方法がほかのクモと異なる点がありますので、今回は餌の食べ方を中心に紹介していきたいと思います。
タランチュラの餌
タランチュラは肉食の生物です。
バードイーターと呼ばれるものがいるなど、鳥類なども捕獲する種類もいます。
その他にはカエル、ミルワーム、ネズミなど昆虫類から小型の脊椎動物なども食べます。
野生では上記のようなものを食べますが、飼育している場合はコオロギなどが食いつきが良く、一般的な生餌となっています。
タランチュラは内臓など、体が丸ごと食べられる生体のほうが健康的に育ちます。
冷凍の練り餌などでも大丈夫ですが、なるべく自然に取れる生餌を与えてあげましょう。
捕食の方法
糸を張って待つものもいますが、基本的にはオオツチグモの名の通り、土の中に巣を作ってその中に獲物を引きずり込んで捕食します。
土の下に張り巡らされた糸がセンサーの役割を果たし、その上を通った手ごろなサイズの獲物を追いかけまわして捕まえます。
獲物を素早く追いかけ、捕食する様子はなかなか迫力があり、人気の一つとなっています。
その他には近くを通過した生き物を捕食する、待ち伏せタイプのものがいます。
前者に比べると地味ですが、観賞する分には十分面白いと思われます。
種類ごとの特徴
捕食方法も種類によって異なり、それらは気性の荒さにも関係します。
アースタイガーなどは獲物をしつこく追いかけまわしますし、気性も荒いです。
ツリースパイダーと呼ばれる種類のものは俊敏で警戒心も強く、巣を張るものと張らないものがいるなど多様性もありますので、人気種の一つです。
ちなみに餌を捕まえる際は巣は使いません。
まとめ
タランチュラは外見の恐ろしさと違い、その捕食方法や動きで人気を築いています。
その生態を知れば知るほど魅力的な部分が垣間見えてくると思いますので、購入を検討している方は入念な準備の下、タランチュラとの共同生活を楽しんでください。
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