タランチュラを飼育するうえで重要となってくるのは床材です。
床材が巣を作れる素材でないとタランチュラの観察を行うメリットが半減してしまいますし、何より楽しく買うことができません。
途中で飼育が嫌になってしまったら、飼い主もタランチュラもかわいそうなので、今回はそんなタランチュラを飼育する際の床材について調査してみました。
床材の素材について
床材は地中棲のタランチュラであれば赤玉土、腐葉土などホームセンターの園芸用品のコーナーで買えるもので十分です。
敷き詰める際の土の厚さは、タランチュラが隠れることを想定して、厚めに敷きましょう。
乾燥しやすいものを敷き詰めてしまいますと、衰弱の原因となってしまうので気を付けてください。
タランチュラが亡くなる原因の多くは、病気でも感染症でもなく、乾燥による衰弱なので油断しないようにしましょう。
床材の交換頻度と方法について
床材にしているものの交換頻度ですが、環境にもよりますが乾燥しやすい場所に設置しているなら2か月に1回くらいの間隔で大丈夫です。
湿度が高く、なかなか変わらないという場所であれば40日に1回くらいの頻度で交換しましょう。
交換のメリットは、タランチュラの食べ残した獲物のカスなどに群がってくるダニの発生を予防するためです。
また、衛生的な状態を保てるというメリットもあります。
タランチュラの体表など目にわかる状態で付着しているようならば、巣などを壊してしまうのはもったいないですがすぐに交換したほうがよろしいかと思われます。
交換方法ですが全部取り換えるのではなく、半分から3分の1に分けて交換しましょう。
全部交換してしまいますと環境の変化がストレスになってしまう恐れがあるので数回に分けて行ってください。
脱皮不全の原因にもなるそうです。
まとめ
タランチュラにとって床材はとても大事だということがわかりましたね。
すべてにおいて完璧な状態にするというのは難しいことですが、その都度お世話をしてあげれば愛着が湧き、だんだん楽しくなってくると思います。
何よりタランチュラの行動には発見が満ち溢れていますので、飼い主を飽きさせることはないでしょう。
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